読書の理解度と、それを妨げている要因を列挙してみます。
そもそも、理解するとは何でしょうか?
(1)情報をインプットし必要なときにアウトプットする能力
(2)重要なポイントを探し出す能力
(3)情報・概念を読み解く能力
(4)読んだものから、自ら思考、推測する能力
(5)思考の過程で一般的結論や判断に至る能力
(6)一般的知識を自分の人生に結びつける能力
では、これらの理解を妨げている要因は何でしょうか?
(1)知覚(活字の意味がピンとくるかどうか)のスピード
(2)知覚(活字の意味がピンとくるかどうか)の正確さ
(3)記憶力のなさ
(4)読書への動機付け、欲求・目的の欠如
(5)集中力のなさ
(6)予想能力のなさ
(7)ボキャブラリーの不足
(8)知識や経験の背景の脆弱さ
(9)自己問答、批判的読書能力の欠如
このような理解度を妨げる要因をなくすための手っ取り早い解決方法は、ジャンルを問わない日頃からの読書量です。しかし現代人には限られた時間の中で大量の情報を選別、処理できなければなりません。
量をこなそうにも限度があります。そのために欠かせない能力が……速読なのです。
ここで昔の私自身のような遅い読書家の読書中の特徴を挙げてみると次のようになります。
(1)読書視野(eye span、または、eye perception)が狭い。
(2)後戻り(regress)する。
(3)声には出さないが、一字一句口で言う。
(4)語彙が少ない。
(5)眼球運動にリズムがない。
(6)読む目的がはっきりしていない。
(7)個人の知識と経験(特に読書経験)が乏しい。
あなたにはこれらの事例は当てはまらないでしょうか?
これらの欠陥は、自己規制、訓練、テスト、つまり速読学習により取り除くことが可能です。
その結果、何が得られるのでしょうか。
(1)読書技術が身に付く。
(2)集中力が伸びる。
(3)読書のスピードが上がる。
(4)リズミカルに読む能力が向上する。
(5)予想能力が伸びる。
(6)自信がつく(後戻りの一番大きい心理的要因は自己の読解力に対する自信のなさ)。