縦書きである日本語を速読する事を念頭に置いて話を進めていますが、横書きの英語や、横書きの日本語(専門誌・学術書・雑誌など)を速読する際も速読の原理は同様です。
読者の読み易さ、というものを考えれると、多くの検証の結果を踏まえ、横書きのものは(節や文を構成しないで)文字だけが並べられている場合、縦書きと比較して、より速く読めることが分かっています。
なぜなら、人の瞼の構造が左右に長く裂けていることや、眼球の筋肉が上下より左右の運動の方が疲れないためです。
しかし、今までの長い経験や日本語という言語上の構造が縦書き適しているということなどから、縦書きの方が横書きより読書速度が速くなります。
アメリカの雑誌では、1行の長さを5〜6cmに設定していますが、これは目の構造を考え読み易いように設定した長さなのです。
速読に慣れた人は、視点を縦に動かしても内容を読み取ることは充分に可能です。