オススメ速読法実践
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記憶を検証し、イメージトレーニング強化で速読に活かす
人は、外界のモノを「見る」とき、興味・関心のあるときにはじめて注意深く、認識しようと努めます。
逆に言えば、普段の生活の中では漠然としかモノを見ていない(認識していない)ことが大半です。
読書時においても同様で、興味・関心のあることばかリにとかく注目してしまい、全体の論旨をただ漠然としか理解していないことがあります。
「木を見て森を見ず」という風にも言えます。
読書に臨む際、文字情報を処理するのは左脳です。
一般的に日本人は左脳型人間が多いと俗に言われています。
さて、ここからは視点を変えて右脳の強化のため、即ちイメージ認識力の強化を図ります。
文字情報処理は左脳だけの閉ざされたシステム、という一辺倒なものではなく、右脳左脳、両方ともが緊密に連携したものなのです。
この両者が相互に作用している時の読書(速読)は、読解のレベルが高い傾向にあります。では、その相互作用に貢献するイメージ認識のトレーニングについて話を進めます。
イメージのトレーニングです。
例えば、シャドーボクシングや、一人で将棋をやる場合などもイメージトレーニングですね。
他者の存在を頭の中に想定して、そのイメージと遣り取りする訳ですから、事前に膨大な「他者」を形づくるための情報が必要になります。
イメージトレーニングとは、一聴するとカジュアルな印象がありますが実際は、高度な情報処理が要求される知的思考能力なんです。
ここでは特に空間認識力を高める効果のあるトレーニングを紹介します。
今、現在、自分のいる室内に注目してみて下さい。
仮に自宅にいるとしましたら、ぐるりと部屋を見渡して頭の中でモノの配置、壁の色、影の位置などを記憶してみて下さい。
覚えるために要するべき時間はだいたい2〜3分が妥当ですが、一旦自分の中で覚えきれるまで記憶してみることを心がけて下さい。
記憶はOKでしょうか?
「いつも見慣れている自宅の部屋の中の記憶なのだから、覚えるまでもなく、カンタンなことだ」
こう考える方もいることでしょう。
その考え方は危険です。
先に触れたように人は、自分にとって興味・関心のあることしか覚えられない、曖昧な認識の世界の中で生きているんです。
●部屋の真ん中にテーブルがあった、ということを覚えている方へ
→では、そのテーブルの影はどんなカタチをしていましたか。
●壁側にお気に入りのCDラックがあるとします。
→では、そのラックの中のCDタイトルの順番はどうでしょうか?
●押し入れの中にはコートやらスーツやらがハンガーに掛けられているということを覚えているとします。
→それらの衣類の掛けられている順番を正確に把握していますか?
●冷蔵庫の中身を「覚えている」とします。
→冷蔵庫の中をスケッチしてみて、具体的な食品の配置を書き出せますか?
大雑把に、頭の中で「あれはあの辺にあったはず」「これはこの辺だろう」とイメージできたとしても、箇条書きしてモノの配置をリストアップしたり、いざスケッチしてみたりすると、だんだんペンを持つ手が止まってしまう場合が多々、あります。「あれは本当にこの辺にあったのだろうか?」と自分の記憶の曖昧さを実感できるかと思います。
普段の認識視野の範囲が如何に狭小であるかを自覚するべきです。
ましてや、自分の生活圏内である自宅の部屋のイメージが曖昧な認識で捉えられがちなのですから、はじめて訪れる室内、未踏の地域などの空間認識レベルは非常に低いものなのだろうと、推察するべきです。
では、それら曖昧なイメージを解決するには、どうするべきなのか。
●先に挙げたボクシング、野球、卓球などキネティック(動的)な空間認識に挑戦してみるのが効果的です。どれも、優れた動体視力が要求される競技です。
●自分の部屋地図上の自分の位置、迷路などのスタティックな空間認識に挑戦してみるのも効果的です。上記2項目を並行して実践してみて下さい。
緩急つけてじっくりと取り組めば、確実にイメージトレーニング強化に繋がります。その強化されたイメージトレーニングが、速読時の大きな柱にな
ります。
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